根本原因を見きわめ、全身調整を重視する
肩こりがなかなか治りません。マッサージや整体ではその時は楽になってもすぐまた戻ってしまいますが?
自然治癒力を阻む根本原因を考えましょう。
肩こりの場合、肩に問題があるわけではありません。
自律神経の乱れ(交感神経緊張状態)が根本原因で、乱れの随伴症として
肩がこるのです。ですから肩ばかりを揉んだり鍼を刺したりしても根本治療とはならず、
症状はすぐに戻ります。肩こりに対しては自律神経を整える全身治療が必要となります。
ほかに自然治癒力を阻む根本原因にはどんなものがあるの?
具体的には、
①自律神経の乱れ
②免疫力の低下
③下腹部の血液循環の滞留(瘀血)
④根本的な活動エネルギーの低下(腎虚)
⑤血液の不足(血虚)
などがあげられます。
これらが調整(全身調整)されない限り効果は長続きせず、ましてや治ることは難しいです。
これは肩こりに限らず、腰痛、膝痛をはじめとする運動器疾患、生理不順、不妊症、更年期障害などの婦人科疾患、胃腸の不調、頭痛、不眠症、神経症、うつ、などの内科・精神科疾患といった多くの疾患に対して当てはまる事実です。
ではどうやってその根本原因を見きわめるの?
では次の『当院の診察法』で具体的に見ていきましょう