月経障害Q&A

月経障害ってどんな感じ?
下記のような症状は月経障害が疑われます。
月経が不順(頻発月経や稀発月経)である
3ヶ月以上月経がこない、ホルモン剤で来てもやめるとまたこない
毎回激しい下腹部痛をともなうがなるべく薬を飲みたくない
月経血量が異常に多く、貧血になってしまうことがある
月経前後にイライラ、うつ、眠気、便秘、下腹部痛、乳房痛、腰痛など体調不良がある
月経時以外に出血がある
正常な月経とはどんな感じ?

月経の初日から次の月経開始まで(月経周期)が25~28日で月経の続く日数が3~7日
期間中の月経血量トータルが20~140ml
これらの条件から一つでも外れていたり、日常生活に支障をきたすほどのつらい症状があったりすると「月経障害」とされます。

近年月経障害のある女性が増えているのはなぜ?

現代の女性は昔に比べ出産の回数が少ないため、妊娠や出産により「自然に月経が止まる期間」がほとんどない人が増えています。
生涯で経験する月経の回数が増える分月経障害を経験する回数も増えていると言われます。

月経障害はなぜ起こるの?
一言でいえばそれは「ホルモンのバランスの乱れ」によって起こります。
もう少し詳しく教えて?
では月経の起こるしくみを関連する4種の「ホルモン」を中心に少し詳しく説明します。
①脳の下垂体が「卵巣を刺激するホルモン」を分泌→卵巣で卵胞が作られます
②卵巣が「エストロゲン」を分泌→子宮内膜を厚くし、受精卵着床の準備します
③脳の下垂体が「排卵を促すホルモン」を分泌→排卵が起こります
④卵巣が「プロゲステロン」を分泌→子宮内膜を柔らかく保ちます
⑤以上の準備がされた一方で、妊娠が起こらなければ厚くなった子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外へ排出されます。この現象が月経なのです。
上の4種の「ホルモン」の分泌の仕組みのどこかに異常が生じ「ホルモンのバランスが乱れ」ると月経障害が起こるのです。
ではなぜ「ホルモンのバランスが乱れ」るの?
①ストレスにさらされた環境
②食事や睡眠の不規則な生活
③ダイエットなどによる急激な体重の減少
などが引き金になります。
現代女性は仕事や家事、介護など多くの役割をこなしてストレスを抱えがちでホルモンが乱れやすい条件下にあるのです。
そして女性ホルモンの乱れは精神的な不安定を招いたり、自律神経のバランスを乱し体調不良をきたします。
「病気が原因で月経障害が起こる」こともあると聞いたけどどんな病気が考えられるの?
可能性として次の病気が考えられます。
①月経不順や月経が来ない場合
→無排卵周期症(排卵が起きていないのに出血が起こる)
→多嚢胞性卵巣症候群(下垂体からのホルモンのバランスが崩れて起こる)
②月経痛が激しい、月経血量が多い
→子宮内膜症(子宮内膜に似た組織が子宮の内側以外に発生する)
→子宮筋腫(子宮に良性の腫瘍ができる)
③不正出血がある
→子宮がん
あくまで「可能性あり」というレベルでのお話です。
しかし、可能性がある以上一度は医療機関を受診して背後にどんな病気が隠れているのか、いないのかをはっきりさせてから鍼灸治療をお受けになることが必要と考えます。
ホルモンの状態は自分でチェックできるの?
月経周期やホルモンの状態は「基礎体温」をつけることで自分でも分かります。
「基礎体温」とは「呼吸をしているだけで体を動かしていない状態の体温」で婦人体温計を用いて、朝目覚めた後すぐ蒲団の中で1~2か月にわたり測ります。
①正常な場合;月経開始から排卵までは体温は低めの「低温期」
排卵後から次の月経開始までは体温が高めの「高温期」
といった二相になります。
②ホルモンがバランスを崩した状態;「低温期」「高温期」の二相にならなかったり、「高温期」が短くなったりします。
西洋医学ではどんな治療をするの?
薬物療法が中心となります
①消炎鎮痛剤
②漢方薬
③低用量ピル→女性ホルモンを含む薬です。避妊薬として知られていますが、女性ホルモンのバランスを整えることから月経障害の改善にも効果があります。
東洋医学ではどこに焦点をあてて治療するの?
観点は2つあります。
①ホルモンのバランスを調えること
月経障害に限らず、全身のホルモンのバランスを調えるツボの組み合わせが昔から知られています。
そのツボに鍼灸をしたのち、婦人科疾患全般に効果のあるツボに鍼灸をして、さらなる効果を狙います。
②下半身を温めること
月経障害や不妊症の患者さんは、特定の原因疾患がない場合、ほぼ100パーセント下半身が冷えています。
その冷えた空間にある卵巣や子宮が十分に働けるはずがありません。
かといって腰や足裏にカイロを貼るといった温め方では効果はでません。
自分の力で温められなければ根治には至らないのです。
それは上半身や頚から上に偏った「気」や「血」を下半身に巡らせ、卵巣や子宮を働きやすくしてあげるということに焦点をあてて治療します。
上の治療によりホルモン分泌異常や黄体機能不全の改善を導くことで月経障害の改善を狙います。
ただこの場合も「体質改善」が最終目標となり、月単位や年単位の治療期間を要するケースが多いです。
焦らずに根気よくともに取り組んでいきましょう。

はり灸がよく効く症例

ギックリ腰(急性腰痛) 自律神経失調症 慢性腰痛 坐骨神経痛 寝違い 慢性肩こり 頚椎症 五十肩 膝関節痛 慢性頭痛 不眠症 月経困難 便秘症 パニック障害 更年期障害

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