コリを通り越して痛いくらい。
ときに頭痛吐き気をともない、眠りも浅い。

YNさん 25歳 女性 OL

慢性肩コリQ&A

下記のような肩コリは重症です。放っておかないで一日でも早く治療を!
コリが強く、そのために眠りが浅い。
朝起きたときから強い疲労感、コリ感がある
コリがひどいときは吐き気をともなう。
コリの感覚を通り越し、逆に感覚が鈍くなっている
なぜ肩コリになるの?

私の友人に「ぼくはめったに肩コリにならないが、車の運転をするときと、偉い人に会うとき、これだけ肩がコルよ。」というのがいます。
この友人は非常に楽観的でけっこうずぼらな男なんです。
そんな人はめったに肩はコリません。
逆に几帳面な人、責任感の強い人、こういう人は非常にコリやすいです。では、何が肩コリを生じさせるのか。
第一の原因は緊張、ストレスでしょう。
緊張やストレスは一瞬にして肩をパンパンにする負のエネルギーをもっているのです。

コリの正体はなに?

ズバリ、それは肩の筋肉の緊張です。
そしてあのコリという独特の感覚は、硬くなった筋肉が周囲の感覚神経を圧迫することで起こしているのです。
それが昂じるとコリから痛みの感覚に変わり、さらに悪化すると神経が麻痺してしまうのか、感覚が鈍くなり、肩はパンパンで岩のようなのに、コリも痛みももはや感じず、ただドーンと重たく不快、という末期症状にいたります。

なぜはりが有効なの?

はりやお灸をすると、その部分はピンポイントで赤くなります。
これは血管が開き、その部分の血行が良くなっている証拠です。
血行がよくなれば筋肉を硬くしている疲労物質(乳酸や二酸化炭素)を運び去り、新鮮な血液と共に細胞に栄養や酸素が運び込まれ、筋肉の緊張がほぐれ、肩コリは改善します。

また日がたつとコリがもどってしまうのですが

さて、これが問題です。
昔から「肩凝りが治せればそれは名人だ」と鍼灸の世界でむかしから言われてきた理由はそこにあります。
誰もがPCを前にしてデスクワークを長時間行うようになった現代においてはなおさら肩凝りは治しづらいものの筆頭でしょう。
そこをはり灸ではこうアプローチします。
他の疾患でも同様ですが、初めから患部の肩にアプローチするのではなく、まず手足の重要なツボにはりをして、全身の乱れた気の流れを整えた後に、肩にはりをします。
こうすることで単なる対症療法ではなく、肩のコリにくい体質を作ります。

しかし、日々PC業務に長時間さらされているOLさんなどは数日で(ひどい人になると翌日には)症状が戻ってしまいます。
その場合、あまり日をおかずに再度治療を施します。
するとたとえば3日で戻っていた肩凝りが、5日になり、7日になり、やがて10日くらいは効果が持続するようになります。
これに置きバリを加えると更に効果は延長されます。

しかし、それでもコリが戻ってしまう場合、最後の手段はお灸です。
ゴマ粒ほどの艾(もぐさ)をひねって患部に置き、焼ききるという、何千年も続いてきた本格派のお灸治療です。
実はこのお灸が全ての治療法の中で最も効果を発揮するものだと私は考えています。
ただ熱いのと、痕が残るということで、敬遠されがちではあります。
自宅で出来るソフトなお灸も当院では扱っています。
これはセンネン灸タイプ(180ピース入りで1550円(税込)なので大変お得です/当院にて販売)のものなので、痕になりません。
これを自宅で毎日すえてもらいます。
なによりも「毎日」することは最強の治療となります。
数日では変わりませんが2ヶ月3ヶ月半年、1年とコツコツすえるうちに徐々に改善していきます。
(くどいようですが毎日この期間すえなければダメです。かなり根気が必要となります。)
なお、肩コリは肝臓・胆嚢疾患、心臓疾患、高血圧、鼻咽腔疾患、更年期障害などを原因に現れる事があり、その場合これら原因疾患の治療を併行して行う事が必要となります。

はり灸がよく効く症例

ギックリ腰(急性腰痛) 自律神経失調症 慢性腰痛 坐骨神経痛 寝違い 慢性肩こり 頚椎症 五十肩 膝関節痛 慢性頭痛 不眠症 月経困難 便秘症 パニック障害 更年期障害

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